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Value Investment since 2004

Value Investment since 2004

ぐっど らっく。さんの言葉

(以下、「ぐっど らっく。さんのブログ」より転載)

株式投資というのは・・・・・「以前は・・・・バクチ・・・・不労所得・・・・マネーゲーム・・・・」とあまり良い印象は持っていなかったのが事実です。そんな私が『複利の活用』に目覚めたのがきっかけでしょうか・・・・本年2月7日に生まれて初めての株を買うようになった。そして・・・あっという間に”大晦日”。

株式投資をする前と今との率直な感想ですね。株式は「投資」か「投機」かの判断は難しいですね。ですが、長年自分でビジネスをやってきた人間から言わしてもらうならば・・・・「株は一人でも出来る立派なビジネス的な要素のあるもの。」と私は感じています。「株を買う=仕入」「株を売る=売上」と考えるならば、これほど“参入者に対して公平な市場”はないと思いますね。

理由は・・・・大口投資家であろうが、個人投資家であろうが市場で株を買う場合は購入量に拘わらず単価が同じ・・・・・1株買う人も10、000株買う人も「単価が同じ」なんて信じられない。また、大口機関投資家と個人においても基本的には条件は同じ・・・・これもウソみたいな条件。通常のビジネスの世界では考えられない。普通は大きな条件の差があって当然。

また、どんなビジネスであっても『売る=売上』というのは大変なこと。
なのに株の場合は、売る気になれば相場の価格であれば、ものの1分か2分で売ってしまうことが出来る。これは「損切り」「手じまい」で仮にあったとしても、カンタンに「損切り」「手じまい」が出来ると言うことで、非常に安全性の高いビジネスだと思いますね。
通常のビジネスでは「仕入のミス」(=誤った買い)をした場合は、「良くて半値」「へタすりゃ10%以下」で処分売りしようとしても売れないのが現実。それを思うと「株はなんと安全性の高い仕入」なんだろうと思いますね。『在庫リスクがゼロみたいなものですね。』

「売り上げたあとの売上債権の回収の心配がない。」「売れればOKなんですね。売掛金の回収も手形も無い・・・・・全て現金決済で証券会社が確実にやってくれる。」
これだけでも・・・・株は十分に魅力的なビジネスですね。2006年も「しっかりと株をビジネスしたく思います。」

良く言われるのに「個人投資家の10%しか利益が出せない。」という言葉にしても、ビジネスの世界では「素人では1%も利益は出せないでしょう。」また「ビジネスの世界では”ビギナーズ・ラック”なんて絶対にあり得ない。」これだけでも、株式市場は恵まれていると思います。

「起業」や「脱サラ」するのであれば、その資金で株式運用する方がビジネスとしての効率も良いし、税制で優遇されているのも大きいですね。日本の法人税は高いですからね。その上、「給与」や「家賃」などの費用負担も要らないことを考え合わせると、株式投資と言うビジネスは良いビジネスですね。



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